酒井団員です!

729日より2日間、僻地診療所に赴きました。

 

【上対馬病院】

上対馬は対馬市の中で一番韓国に近い場所に位置しており、対馬病院から車で約90分間かけて移動しました。週一回の八坂先生(対馬病院院長)の巡回診療にご同行する形で、外来を見学させて頂きました。先生は外科を専門とされていますが、総合診療科として外来もされており、この日は皮膚科領域まで処置をされていました。



 

【一重診療所】

こちらも八坂院長の巡回診療にご同行させて頂きました。この日は10名の診察でありました。しかしながら、島民の方々とお話しする中で、南北に細長く南端から北端まで車で2時間以上を要する対馬市において、島民の慢性期の疾患に対応するにあたり、この診療所が重要な役割を担っていることを実感しました。


 

 

【豊玉診療所】

豊玉診療所は、一重診療所と同じ診療所という枠組みではありますが、内視鏡室やリハビリテーション室など充実した設備が整っていました。また、診療に参加させていただく中で、先生方と患者様の信頼関係や、島民の方々の温かさに触れました。



 

離島・僻地の高齢化は本土の10~15年先を行っていると言われています。医療ニーズは地域特性によって変わりますが、離島・僻地での成功した医療は日本の一つのモデルになると言え、来年より現場に出る私共にとって大変貴重な経験となりました!

 

明日は長崎本土に移動し、世話人である髙山先生にご面会する予定です!

*撮影時のみマスクを外しております。 

 

酒井冴南
2021年7月30日(金) 対馬市(長崎県)